バードウォッチング- カナダガン

Bird Watching

バードウォッチング（野鳥観察）＞カナダガン（カモ目カモ科）

カナダガンは、種名をシジュウカラガンといい、北アメリカに広く生息し、日本には、アリューシャン列島で繁殖する小型の亜種シジュウカラガンが冬鳥として少数渡来し、まれに、アラスカ西部で繁殖する亜種ヒメシジュウカラガンも渡来することがある。

これら在来の小型亜種別に、日本で確認されている大型亜種は、「大型亜種カナダガン」または単に「カナダガン」と呼ばれている。

1985年に、静岡県富士宮市でこの「大型亜種」が発見、繁殖も確認され、1988年には、神奈川県相模湖河口で7羽が確認され、その後、山梨県河口湖、神奈川県丹沢湖、茨城県牛久沼などほかの地域でも繁殖が確認されている。

このような大型亜種が日本へ自然に渡来するとは考えにくいため、飼育されていたものが逃げ出し、野生化したものではないかと考えられている。

カナダガン [February 11, 2011 (山梨）]

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